ホームセンターの培養土を安く買うには|値段は1リットルあたりで比べる

春、ホームセンターの園芸売り場に行くと、培養土の袋が床から積み上がっています。5リットル、14リットル、25リットル、40リットル。値段も数百円から千円台まで並んでいて、どれがいちばん安いのか、袋の値段を見ただけでは分かりません。小さい袋は安く見え、大きい袋は高く見えるからです。

この記事は、培養土を「安く買う」ための、お金と買い方の話です。袋の値段を1リットルあたりに直す計算、プランターや鉢に何リットル要るかの出し方、そして安く買う方法と、安さだけで選ぶと結局高くつく場面までを順に書きます。培養土そのものが何かは培養土とは何か、中身と選び方の基本にまとめています。

培養土ガイド(全9本) > ④ 値段を比べる > ホームセンターで安く買うには?

この記事の結論 培養土が安いかどうかは、袋の値段ではなく「1リットルあたり」(値段 ÷ 容量)で比べます。そのうえで、先に必要な量を計算してから買うこと。最後に、元肥(もとごえ)の有無や運ぶ手間、余った分まで入れた支払いの総額で考えると、損をしにくくなります。
この記事でわかる3つのこと 1 1Lあたりで比べる 袋の値段 ÷ 容量(L) これで初めて、大袋と 小袋を同じ物差しで比べられる 安く見える袋が逆転することも 2 先に量を出す 表示を見るか、内側を測る 外側の寸法で掛けると 2倍ほどに出ることも 買いすぎも、足りないのも損 3 総額で考える 元肥の有無・運ぶ手間 余った分まで入れた 支払いの合計で比べる 安さだけで選ばない この記事でわかる3つのこと 1 1Lあたりで比べる 袋の値段 ÷ 容量(L) 大袋と小袋を同じ物差しで比べる 安く見える袋が逆転することも 2 先に量を出す 表示を見るか、内側を測る。外側の寸法で 掛けると2倍ほどに出ることも 買いすぎも、足りないのも損 3 総額で考える 元肥の有無・運ぶ手間・余った分まで 入れた支払いの合計で比べる 安さだけで選ばない

この記事の色の使い分け ― ■ 緑=そうしたほうがよいこと・うまくいっている状態 / ■ 橙=注意すること・つまずきの原因 / ■ 藍=量と時間に関すること

○×クイズ 培養土の値段、どこまで知ってる?
袋の値段がいちばん安い培養土が、いちばん安いタップして答えを見る
答え:× 袋の大きさがそろっていなければ比べられません。値段 ÷ 容量で1リットルあたりに直すと、順位が入れ替わることがあります。
プランターの外側の寸法を掛け算すれば、入る土の量が分かるタップして答えを見る
答え:× 多めに出ます。外寸で掛けると約27Lなのに、メーカー表示の土容量は12.5Lというプランターもあります(この記事の図で紹介)。
1Lあたりが高い小袋のほうが、結局安く済むこともあるタップして答えを見る
答え:○ 1〜2鉢だけなら、大袋を買って余らせるより、小袋のほうが払うお金の合計は少なくて済みます。
この記事の目次
  1. 安いかどうかは「1リットルあたり」で決まる
  2. 1リットルあたりの早見表 — 袋の値段から一目で
  3. 買う前に、必要な量を計算する
  4. 買いすぎも、足りないのも損
  5. 培養土を安く買う5つの方法
  6. 安さだけで選ぶと、結局高くつく場面
  7. 100円ショップの小袋や、店ごとの比べ方
  8. よくある質問
  9. まとめ

安いかどうかは「1リットルあたり」で決まる

培養土は袋ごとに容量が違います。だから、袋の値段どうしを比べても、どれが安いかは分かりません。袋の値段を容量(リットル)で割って、1リットルあたりの値段にそろえる。これだけで、5リットルの袋と40リットルの袋を同じ物差しで比べられます。

計算はスマートフォンの電卓で1回です。容量は、袋の表にある「充填時容量 ○L」の数字を使います(下の章の写真の袋にも、この形で書いてあります)。下の図の3つの袋は、説明のために作った例で、実在の商品の値段ではありません。

袋の値段 ÷ 容量(L) = 1Lあたりの値段 (数値はすべて説明のための例です) 5L 袋A 398円 ÷ 5L = 1Lあたり 約80円 いちばん高い 14L 袋B 698円 ÷ 14L = 1Lあたり 約50円 40L 袋C 1,280円 ÷ 40L = 1Lあたり 32円 いちばん安い 袋の値段 ÷ 容量(L) = 1Lあたりの値段 (数値はすべて説明のための例です) 袋A 5L 398円 ÷ 5L = 1Lあたり 約80円 いちばん高い 袋B 14L 698円 ÷ 14L = 1Lあたり 約50円 袋C 40L 1,280円 ÷ 40L = 1Lあたり 32円 いちばん安い

袋の値段だけを見ると、いちばん安いのは袋Aです。1リットルあたりに直すと、順位はちょうど逆になります。

下の動画(音声つき・約1分)では、例の3つの袋を袋の値段で並べた棒グラフが、1リットルあたりに直すと入れ替わる様子を、計算と一緒に一歩ずつ見られます。

【音声つき・約1分・字幕あり】袋の値段を1リットルあたりに直すと、安い順が入れ替わる(数値は例)

袋の値段がいちばん安かった5リットルの袋が、1リットルあたりではいちばん高くなり、いちばん高かった40リットルの袋がいちばん安くなりました。小さな袋は「1回に払うお金」が少ないだけで、土そのものが安いわけではありません。

例の袋容量袋の値段1Lあたり
袋A5L398円約80円(いちばん高い)
袋B14L698円約50円
袋C40L1,280円32円(いちばん安い)
数値はすべて説明のための例です。実際の値段は店・時期・地域で変わります。

棚の前で、自分の候補をそのまま比べてみてください。値段と容量を入れると、1リットルあたりの安い順に並びます。

計算のしかた:袋の値段 ÷ 容量(L)= 1リットルあたりの値段。たとえば 698円 ÷ 14L ≒ 約50円。

比べるのは同じ用途の袋どうしです。「花と野菜の土」と「種まき用の土」では中身が違います。元肥(植える前から土に混ぜてある肥料)の有無でも、あとでかかるお金が変わります(後の章で書きます)。

参考までに、当サイトの運営会社が扱っている培養土は12リットルで2,420円(税込)、1リットルあたり約202円です。上の例のどの袋よりも高く、ホームセンターの培養土より安くはありません。そこは正直に書いておきます。値段の代わりに、中身は第三者機関に出した分析データで確かめられるようにしています。安さで選ぶ土ではないので、この記事では値段の比べ方の話を続けます。

1リットルあたりの早見表 — 袋の値段から一目で

電卓を出すのが面倒なときのために、早見表を置いておきます。表の数字は「1リットルあたりがちょうどその値段になる袋の値段」です。たとえば14リットルの袋が700円なら1リットルあたり50円、それより安ければ50円より安い、と読みます。

1Lあたり5Lの袋14Lの袋25Lの袋40Lの袋
30円150円420円750円1,200円
50円250円700円1,250円2,000円
80円400円1,120円2,000円3,200円
100円500円1,400円2,500円4,000円
計算だけで作った表です。「1Lあたり何円なら安い」という基準を示すものではありません。
「税込」と「税抜」をそろえる 値札には、税込の値段と並べて税抜の値段が書かれていることがあります。比べる袋どうしで、税込にそろえて計算してください。片方だけ税抜で計算すると、その袋だけ安く見えてしまいます。

買う前に、必要な量を計算する

1リットルあたりが安い袋を選んでも、量を間違えると損をします。まず「何リットル要るか」を出してから、袋を選びます。プランターは縦×横×深さ、丸い鉢は号数から出せます。

外側の寸法で掛けると、どのくらい多く出るか(実例) 横 64cm 奥行き 23cm 高さ 18.5cm 上は少し空ける 底はすぼまっている ① 外側の寸法で掛けると 64 × 23 × 18.5 ≒ 27,200cm³ ≒ 27L ② ここから減る 壁の厚み・底のすぼまり・上の空き ③ メーカー表示の土容量は 12.5L(掛け算の半分以下) 例:リッチェル ホームプランター65E(2026年10月 公式サイトで確認) 外寸で掛けると、どのくらい多く出るか 横 64cm 奥行き 23cm 高さ 18.5cm 上は少し空ける 底はすぼまっている ① 外側の寸法で掛けると 64×23×18.5 ≒ 27,200cm³ ≒ 27L ② ここから減る 壁の厚み・底のすぼまり・上の空き ③ メーカー表示の土容量は 12.5L(掛け算の半分以下) 例:リッチェル ホームプランター65E (2026年10月 公式サイトで確認)

外側の寸法をそのまま掛けると、実際より多めに出ます。壁の厚みがあり、底に向かってすぼまっていて、水やりのために上を少し空けるからです。上の例では、掛け算の27リットルに対して、メーカーが表示する土容量は12.5リットル。半分以下です。

売り場に並ぶプランターのラベル。左はリッチェル「菜園上手 深50型」で土容量約38L・サイズ50×29×42.5cmの表示、右はアイカ「菜園ポット380」で土容量21リットルの表示
ホームセンターの売り場で撮影(2026年10月10日)。左の深型プランターは外寸50×29×42.5cm(掛け算で約61.6L)に対し、ラベルの土容量は約38L。右の丸い鉢は土容量21リットル。必要な量は、本体ラベルの「土容量」で数えます

売り場のプランターでも同じでした。店頭のラベル(2026年10月10日撮影)では、リッチェルの「菜園上手 深50型」はサイズ50×29×42.5cm、土容量は約38L。外寸を掛けると約61.6Lなので、表示はその6割ほどです。外寸と表示の差は形によって違うため、決まった割合で引くこともできません。売り場では、まずプランター本体のラベルの「土容量」の欄を見てください。丸いアイカの「菜園ポット380」なら、ラベルに土容量21リットルとあります。これを1個ぶんの量として使えば、14リットルの袋なら2袋(7リットル余る)、25リットルの袋なら1袋(4リットル余る)と、その場で決められます。

すでに持っている容器でラベルがなければ、内側を定規で測って、下の計算機に入れてみてください。

計算のしかた:内側の長さ × 幅 × 深さ(cm)÷ 1,000 = リットル。上はふちから2cmほど空け、底がすぼまった容器はこれより少なめになります。

計算機は、上と底の寸法が違うすぼまった形にも対応しています。底の寸法が分からなければ空欄で構いませんが、そのぶん少し多めに出ます。袋の容量を入れておくと、何袋要るかも出ます。

横幅が同じでも、入る量は倍以上違う プランターは形で容量が大きく変わります。同じメーカーの横幅64cmほどのプランターでも、浅いホームプランター65Eの土容量は12.5リットル、深くて底に水をためるうるオン プランター65型は28リットルと表示されています(リッチェル公式サイト、2026年10月確認)。「プランター1個なら何リットル」と決めつけず、自分の容器で確かめてください。

丸い鉢は「号数」で大きさを表します。1号はおよそ直径3cmで、5号なら直径15cmほどです。土の量のおよその目安は次のとおりです。

鉢の大きさ直径土の量の目安
3号約9cm約0.3L
4号約12cm約0.6L
5号約15cm約1〜1.2L
6号約18cm約2〜2.2L
7号約21cm約3〜3.3L
8号約24cm約5L
10号約30cm約8〜9.5L
一般的な目安です(2026年10月にコメリの公式サイトの園芸ハウツーと All About の園芸記事で確認。出典によって少し幅があります)。同じ号数でも、鉢の形(深さ・すぼまり)で変わります。

必要な量は、鉢やプランターの数 × 1個あたりの量で出します。たとえば土容量12.5リットルのプランター2個と5号鉢3個なら、12.5リットル×2+約1〜1.2リットル×3で、およそ28〜29リットル。ここから「何リットルの袋を何袋」と決めます。袋の数は、要る量 ÷ 袋の容量を切り上げです(28リットル ÷ 14リットルなら2袋)。

カインズの店頭に並ぶ培養土の袋。左は「プランターの土」14L(1袋で65cmプランター約1個分)、右はタキイ×カインズ「初めての野菜の培養土」40L(65cmプランター×3個分)
カインズの店頭で撮影(2026年10月10日)。容量は袋の表に「充填時容量」として書かれ、14Lの袋には「65cmプランター約1個分」、40Lの袋には「×3個分」の目安があります

袋の表にも目安が書いてあることがあります。カインズの店頭の袋(2026年10月10日撮影)では、14リットルの「プランターの土」に「1袋で65cmプランター約1個分」、40リットルの「初めての野菜の培養土」に「65cmプランター×3個分」とありました。1個あたり13〜14リットルほどで、上で紹介したホームプランター65E(土容量12.5L)に近い数字です。ただ、横幅65cmほどでも深型なら28リットル入るものがあるので、「○個分」は浅めの標準的なプランターでの目安と考え、深型や大きな鉢は自分の容器のリットルで割ってください。

土のこぼれ話 1リットルは、1辺10cmの立方体の大きさ(1,000cm³)です。1リットル入りの牛乳パック(1,000mL)1本分と同じなので、「5号鉢は牛乳パック1本ちょっと」と覚えておくと、売り場で袋の大きさを思い浮かべやすくなります。

買いすぎも、足りないのも損

1リットルあたりでは大袋が得になりやすいものの、使い切れない分は払っただけになります。足りなければ、買い足しの手間と小袋の割高な値段を払うことになります。

どちらに外しても、損をする 買いすぎると ・ベランダや玄関の置き場所をとる ・開けた袋は雨・乾き・虫で傷みやすい ・使い切れない分は、払っただけになる 1Lあたりが安くても、総額では損 足りないと ・もう一度、買いに行く手間がかかる ・近くの店で小袋を割高に買いがち ・植え付けが遅れ、苗が待たされる 急いで買う袋は、比べずに買いがち 先に量を計算 → 必要な量に少しだけ足して買う どちらに外しても、損をする 買いすぎると ・ベランダや玄関の置き場所をとる ・開けた袋は雨・乾き・虫で傷みやすい ・使い切れない分は、払っただけ 1Lあたりが安くても、総額では損 足りないと ・もう一度、買いに行く手間がかかる ・近くの店で小袋を割高に買いがち ・植え付けが遅れ、苗が待たされる 急いで買う袋は、比べずに買いがち 先に量を計算して 必要な量に少しだけ足して買う

必要な量が30リットル前後なら、たとえば14リットルの袋を2つ買うか、40リットルの大袋を1つ買って10リットルほど残すか、という選び方になります。残った土を次の季節まで保管できる場所があるかで、どちらが得かが変わります。

余った土の置き方 使い残した培養土は、袋の口を固く閉じ、雨と直射日光の当たらない場所に置いて、できるだけ早く使い切るのが基本です。口が開いたまま外に置くと、雨水が入って蒸れたり、乾きすぎて水をはじくようになったりします。保管の場所がないなら、少し割高でも小さい袋を組み合わせるほうが結局安く済むことがあります。

培養土を安く買う5つの方法

安くする方法は、大きく分けて2つの方向があります。1リットルを安く買う方法と、買う量そのものを減らす方法です。

安くする方向は2つ、方法は5つ 1Lを安く買う ① 大袋・まとめ買い 1Lあたりが下がりやすい。置き場所が要る ② 店のオリジナル商品 メーカー品と1Lあたりで比べる。中身は表示で ③ 売り出しの時期を見る チラシやアプリで確認。時期は店と年で違う 買う量を減らす ④ 古い土を再生して使う 足りない分だけ新しく買う ⑤ 自分で配合する 量が多い人ほど差が出やすい ④⑤は手間がかかる分、 お金が減る。どちらを取るかで選ぶ 安くする方向は2つ、方法は5つ 1Lを安く買う ① 大袋・まとめ買い 1Lあたりが下がりやすい。置き場所が要る ② 店のオリジナル商品 メーカー品と1Lあたりで比べる ③ 売り出しの時期を見る チラシやアプリで。時期は店と年で違う 買う量を減らす ④ 古い土を再生して使う 足りない分だけ新しく買う ⑤ 自分で配合する 量が多い人ほど差が出やすい ④⑤は手間がかかる分、お金が減る。 どちらを取るかで選ぶ

① 大袋・まとめ買い

同じ商品なら、容量が大きい袋ほど1リットルあたりが下がることが多いです。店によっては「何袋でいくら」というまとめ売りもあります。ただし前の章のとおり、使い切れる量と、置ける場所があることが前提です。近所の人や家族と分けるのも一つの手です。

② 店のオリジナル商品(プライベートブランド)

ホームセンターには、店のオリジナル(プライベートブランド)の培養土を置いているところがあります。たとえばコメリやカインズの公式サイトにも、店のオリジナルの培養土が何種類も並んでいます(2026年10月に確認)。ただ、オリジナルだから安いとは限らず、中身も商品ごとに違います。安いかどうかは1リットルあたりで、中身は袋の表示で確かめてください。袋の表示の読み方はホームセンターの培養土を袋の表示で選ぶ方法で詳しく書いています。

③ 売り出しの時期を見る

園芸用品は、チラシや店のアプリで売り出しが告知されることがあります。ただ、いつ・どのくらい安くなるかは店と年で違い、毎年同じとは限りません。決め打ちで待つより、植え付けの少し前から値札とチラシを見ておくくらいで十分です。売り出しを待って植え付けが遅れるなら、そのほうが損です。

④ 古い土を再生して、買う量を減らす

いちばん効くのは、そもそも買う量を減らすことです。夏野菜を育て終えたプランターの土は、根やごみを取り除き、日に当てて乾かし、有機物を足せば、もう一度使えることが多いものです。手順は古い土を再生して秋にもう一度使う5つの手順にまとめました。新しく買うのは、目減りした分や足りない分だけになります。ただし、病気がはっきり出た土は、再生より入れ替えを考えてください。

⑤ 自分で配合する

赤玉土や腐葉土などを買って自分で混ぜる方法です。使う量が多い人ほど差が出やすい一方、材料をそろえる手間と、混ぜる場所が要ります。少量なら、材料の袋が余って、かえって高くつくこともあります。配合のしかたは培養土の作り方と配合の目安で書いています。

安さだけで選ぶと、結局高くつく場面

1リットルあたりがいちばん安い袋を選んでも、支払いの合計が安くなるとは限りません。元肥が入っていない、重くて運べない、余って傷む。この3つが、安く買ったはずの土を高くします。

いちばん見落としやすいのは元肥です。培養土には、植える前から肥料が混ぜてある「元肥入り」と、入っていないものがあります。元肥が入っていない土なら、植え付けの前に肥料を別に用意します。下の図は、土が約25リットル要る場合の例です。

土が約25L要るときの支払い (数値はすべて説明のための例です) X 元肥なし 40L 1Lあたり 32円 土 1,280円 肥料 498円 1,778円 さらに土が約15L余る(保管できなければ傷む) Y 元肥入り 14L×2 1Lあたり 約57円 土 798円 × 2 = 1,596円 1,596円 余りは約3L 肥料と余った土は次に使えるので、Xが損と決まるわけではありません。この季節に払うお金の比べ方の例です。 土が約25L要るときの支払い (数値はすべて説明のための例です) X 元肥なし 40L(1Lあたり32円) 土 1,280円 肥料 1,778円 肥料 498円を足す。土が約15L余る Y 元肥入り 14L×2(約57円) 土 798円 × 2 1,596円 余りは約3L 肥料と余った土は次に使えるので、 Xが損と決まるわけではありません。 この季節に払うお金の比べ方の例です。

この例では、1リットルあたりが安いXのほうが、この季節に払うお金は多くなりました。ただ、肥料は袋に残りますし、余った土も保管できれば次に使えます。「肥料はもう家にある」「土を置く場所がある」なら、Xのほうが得になります。自分の手元に何があるかで答えが変わる、ということです。

高くつく場面何が起きるか買う前にすること
元肥が入っていない肥料を別に買う。入れ忘れると育ちが鈍る袋の表示で元肥の有無を見る。肥料が家にあるか確かめる
重くて運べない車がないと持ち帰れず、配送料や手間がかかる持ち帰り方を先に決める。台車・配送の有無を店で聞く
余って傷む雨や乾きで使えなくなり、払った分が無駄になる必要な量を計算し、保管場所を決めてから大袋を選ぶ

大袋は、製品によっては片手では持てない重さになります。ベランダが上の階にある人や、車がない人は、14リットル前後の袋を何回かに分けて買うほうが現実的なこともあります。運ぶ手間も、値段の一部と考えてください。

ここまでの話を、買う前の確認にまとめました。全部に印が付いたら、安く買う準備はできています。

レジに向かう前のチェックリスト
  • 容器の土容量を確かめるか、内側を測って必要な量を出した
  • 同じ用途の袋どうしを、1リットルあたりで比べた
  • 値段は税込どうしでそろえた
  • 元肥が入っているか、袋の表示を見た(入っていなければ肥料が家にあるか)
  • 持ち帰り方を決めた(車・台車・配送)
  • 余った土を置く場所がある(なければ必要な分だけ買う)
安い土の中身が心配なとき この記事はお金と買い方の話に絞っています。極端に安い培養土で起きやすい失敗と、使う前にできるひと手間は、激安の培養土は大丈夫か — よくある失敗と使う前のひと手間にまとめました。値段で候補を絞ったら、そちらで中身の見方を確かめてください。

100円ショップの小袋や、店ごとの比べ方

100円ショップの培養土は小さな袋が中心で、1リットルあたりに直すと、ホームセンターの大袋より高くなることがあります。それでも、1〜2鉢の植え替えだけなら、小袋のほうが総額は安く、余らせずに済みます。ハーブ1鉢のために40リットルの袋を買う必要はありません。比べ方はダイソーの培養土の選び方と、ホームセンターの袋との比べ方で書いています。

ホームセンターどうしを比べるときも、同じ用途の袋を1リットルあたりで比べるのは同じです。チェーンごとに置いている商品が違うので、よく行く店の棚の見方を知っておくと迷いません。コメリの培養土の選び方とカインズの培養土の選び方に、それぞれの棚での見方をまとめています。

使う量向いている買い方理由
1〜2鉢(数L)小袋(100円ショップ・5L前後)1Lあたりは高くても、総額が少なく余らない
十数L〜30L前後14L前後の袋を必要な数運びやすく、余りが少ない
40L以上大袋・まとめ買い1Lあたりが下がりやすい。運ぶ手段と置き場所が要る
一般的な目安です。必要な量は、容器の表示か内側の寸法から出してください。

よくある質問

培養土は、1リットルあたりいくらなら安いと言えますか

決まった線はありません。値段は店・時期・地域で変わり、元肥の有無など中身も袋ごとに違うからです。同じ用途の袋どうしを、袋の値段 ÷ 容量で1リットルあたりに直して比べ、安いほうが安いと考えてください。ほかの人が書いた相場より、目の前の棚で計算するほうが確かです。

大袋を買って余った培養土は、来年も使えますか

袋の口を固く閉じ、雨と直射日光の当たらない場所に置いておけば、使えることが多いです。ただ、開けた土はできるだけ早く使い切るのが基本です。使う前に、カビや虫がいないか、乾きすぎて水をはじかないかを見てください。口を開けたまま外に置いた土は、雨水で蒸れたり傷んだりしやすいので、保管の場所がないなら必要な分だけ買うほうが安く済みます。

古い土を再生すれば、培養土を買わなくてよくなりますか

買う量はかなり減らせますが、ゼロにはなりにくいです。土は使ううちに目減りし、根やごみを取り除けばさらに減るので、足りない分は新しい土で足すことになります。また、病気がはっきり出た土は、再生して使い回すより入れ替えを考えたほうが安全です。入れ替えた土の出し方は自治体ごとに違うので、プランターの土は処分できるのかで調べ方を確かめてください。

安い培養土と高い培養土は、何が違うのですか

原料の種類や配合、元肥が入っているかどうか、粒のそろえ方などが商品ごとに違います。値段だけでは中身は分からないので、袋に書かれた原料・元肥の有無・用途の表示を見て比べてください。安い土で起きやすい失敗と、その防ぎ方は、当サイトの「激安の培養土は大丈夫か」の記事にまとめています。

まとめ

比べ方袋の値段 ÷ 容量(L)= 1Lあたりで比べる。同じ用途・税込どうしで
量の出し方容器の土容量の表示を見る。なければ内側を測って計算。外寸の掛け算は多めに出る。鉢は号数の表で
買う量必要な量に少しだけ足す。買いすぎも不足も損
安く買う方法大袋・まとめ買い/店のオリジナル/売り出し/古い土の再生/自分で配合
高くつく場面元肥なしで肥料を別に買う/重くて運べない/余って傷む
少しだけ要るとき1〜2鉢なら小袋のほうが総額は安いことがある

培養土を安く買うコツは、1リットルあたりで比べ、必要な量だけ買い、支払いの総額で考えることに尽きます。値段で候補を絞ったら、あとは袋の表示で中身を確かめてください。培養土の種類や選び方の全体は、培養土とは何か、まとめのページに戻って見てください。

安さで選ぶ土ではない、と先に書いておきます

当サイトの運営会社が扱う培養土は1リットルあたり約202円で、ホームセンターの培養土より安くはありません。そのかわり、第三者機関に出した分析の結果と、ほかの培養土と並べて育てた記録を、良かった数字も伸びなかった数字もそのまま公開しています。

→ 培養土の分析データを見る

→ 販売ページを見る(能源 web shop) 容量・価格・送料は販売ページでご確認ください

この記事を書いた人

中澤 由幸(なかざわ よしゆき)

能源有限会社/北海道勇払郡むかわ町穂別

明治38年から四代続く中澤農園の三代目。稲作からメロン中心の蔬菜へ農園を転換させ、いまは四代目の和晴(息子)が農園を継いでいます。生体システム実践研究会の会員として、一部の作物で生体エネルギー技術を用いた栽培を実践。収穫物は日本食品分析センター、デザイナーフーズ株式会社に出して測っています。記事の内容は、すべて自分の畑と手で確かめた範囲で書いています。

→ プロフィールと、書き方の方針